Step3.オークションに出品してみよう

古物商奮闘記・15

ヤフオクのコツは大体わかった

一つ盲点だった事があった。
まぁ…少し考えれば当然といえば当然の事なんだけど。

平日ってオークションに人が来ないですね。

アクセス数がちっとも増えない。
やっぱ開催するなら金曜日から日曜日の三日が良いのか?
もしくは日曜日から一週間の入札期間を設けて、週末のアルコールが入って気が大きくなっている所で勝負を賭けるか?
そのどっちかが良いんだろうな。結局。

そうすると必然的に、商品の発送は平日になる。
土日まで発送を待ってもらう事も可能だが、それだと買ってくれたお客さんを更にお待たせする事になってしまう。
レスポンスの評価と信頼が得られない。

今後、軽い商品だったら我が家の奥様に発送をお願いしようかな?
さすがに今回の熊は、とてもじゃないけど重いので頼めない。
奥様、車の運転できない人だから。

しばらくは夜勤の週に沿って出品するしかないかな?
まぁ慣れるまでは休み休みでもいい。
体力が付いていない内は、頑張りすぎると息切れするから。

それはそうと。
これは今まであまり考えてこなかった事なのだが。
ゆうパックとクロネコヤマト、選ぶならばどちらが良いのか?
土日に郵便局が開いていないからという理由で、二度目にはクロネコヤマトで配送することにしたが…。

選んでみて初めて知った。送料はゆうパックの方が断然安い。
火急の受け取り希望でない限り、今後の出品ではゆうパックを選ぼうと思う。
経費として計上できるのかもしれないけど、右から左に流れてゆく費用はとりあえず安い方が良い。

今回も、一つ勉強になったな。得るものがあって良かった。
たとえ売れなくても、この経験だけでとりあえずは満足だ。

木彫りの熊編はここらが精一杯です。
週末までに売れても売れなくても、一つの出品カテゴリーとして一旦締めくくります。

さて。話は少し変わるのですが。
こうしていっちょ前に古物商を名乗って活動し始めたからには、決めておいた方が良い目標というものがある。

とりあえず、売り上げ20万円を目指そうと思っています。
その為には、ランニングコストも計算し、また、手元の資本から仕入れの金額も計上しなければならない。

その資本金をいくらに設定するか?
…そうだな。10万!
たった今から、10万を資本として用意して、そこからのプラスマイナスを一喜一憂して動いていこうと思います。

収支を計算しながら何処までプラスに持ち上げられるか?
今後は、確実に売るための商品選びもしていかなくてはなりませんね。

自身の目標としましては、2年後に商売として胸を張れる形になればなぁと、ボンヤリですが考えていました。
それまでは下積み時代と割り切って計画しています。
とりあえずはまだ勤めている会社も、私をクビにするつもりはないみたいですから。

慌てずにボチボチやっていきます。
今は亡き細木数子先生も、売れっ子芸能人集めた物申す系番組で言っていました。
『大殺界の時には何をやってもダメよ。全てが裏目に出るから』

調べたてみたら、何か私。今年は大殺界ど真ん中みたいですよ。
怖いですね~。背筋が凍ります。

まぁ、そんな事はサラサラ信じちゃいないんですけどね。
亡き母が六星占術大好きでした。

今年と来年は、何も始めず大人しくしておきなさいって話。
事業を興すなんて以ての外らしいですが、知ったこっちゃないです。
思っているよりも早く良い結果が出るならば、それに超した事はありませんからね。

さぁ、それはそれとして。
次は何売ろうかなぁ?
そうそう。もう需要のありそうな何かを好きに仕入れても良いんだよな。
すでに営業許可が下りているんだから。

横田基地にでも行って、払い下げの軍服でも買ってこようかな?
サバゲー界隈が高く値を付けてくれるかも?

他に何かいいアイディアないか?
ここらで安く簡単に手に入る物って何だろう?

入会金が必要だけど、そのうち『古物市場』ってのにも参加してみたいよな。
古物商許可を得るために色々調べて初めて知った事なんだけど。
魚屋とか八百屋とかの世界と同様に、古物商しか入れない競りの会場という物があるそうです。
それが古物市場。

そこに参加すると、いよいよだなって感じがしますよね。
しばらく会っていない古い友人達への土産話が増えそうです。
今風に言えば、ドヤ顔できますね。

…そう言えば。私の友人で医者になった者が一人います。
あいつ。一度もドヤってこないな。
何という人格者。
私とはそもそも器が違うのかもしれませんね。

熊。プレゼントしようかな?