Step3.オークションに出品してみよう

古物商奮闘記・14

出荷準備だけは整った

ツイッターはねぇ…やっぱりアレ。良くない。
誤解の無いように言っておくけど、“私にとって”良くない。
良くない理由を三つほど述べよう。

まずね、第一に殿堂入りのレジェンドをロムっちゃだめ。
何でコイツらこんなに面白いんだ!と嫉妬する。
そして過去ツイを追って追ってしてると、あらやだもうこんな時間!?
5ちゃんねると同じ。溶けた時間に比例して得た物は、過去ほとんど無かった。
そりゃね、玉石混淆でたまにはダイヤモンドの様な情報も混じっているけどな。
思い返せば、だから何?って事に付け加えられた尾ひれの可笑しな付き方に笑っているだけだ。

第二に。鬼才のツイートばっかり見ていると、自分の文体に影響を及ぼす。
ダメだ。あんな奴らに影響されてブレてしまってはダメなのだ。

第三に。フォロワーとは見ている物を同じくしていたい。
時間は掛かるだろうが、これからのフォロワーとはそういった相互関係を築いていきたい。
それであってこそ、このアカウントには意味がある。

以上の理由によって、いったんフォローした嗜好性アカウント全てからリムる事にする。

自らも以前はなかなかのツイ廃であった事を棚に上げて、まったく何を言ってんだかな。
我ながら勝手なものです。

さて、それはそれとして。
前回、説明し損ねていた梱包の工夫について今回はお話ししようと思います。

以前からお話ししている通り、ただ箱の中にポンと入れるだけでは商品とお客様に対して愛が無い。
最低でも緩衝材で商品を保護し、併せて箱の中でゴロゴロバタバタと踊らない工夫をしなくてはならない。
何せ、シンデレラフィットの段ボール箱というのは、オーダーメイドしない限りなかなか出会える物でもないから。
王子が舞踏会を開催したって出会えないから。

そこで私が思い付いた方法なのだが。
箱が無いのなら、箱の中に箱を作っちゃったら良いんじゃない?
という発想から生まれたアイディア。
かのマリー・アントワネットの名言、『パンが無いのならケーキを食べれば良いじゃない』みたいな事です。
その一言で歴史に戦慄が走ったと聞き及んでおりますが…。
全然違いますか?語感が似ているだけですか?

まぁね。実際、箱の中の箱入り娘とまでいかないのだけれど…。

箱とは別に段ボール板を買ってきて、保護壁の役割を果たす仕切りを工作すれば、中の商品は一段と安定する。
コストと重量を勘案して、それがベストだという考えに至った。

1・まず、熊が入るサイズである120サイズの段ボール箱を組み立てます。

2・箱に明記された外寸から横寸マイナス1cm・縦寸マイナス2cmで寸法を測ります。(実際に組み入れてみると分かりますが、段ボールの厚さが約5㎜なのでそれぐらいは削らないと納まりません)

120サイズの場合は縦寸を28㎝。
横寸を32㎝と53㎝で寸法取りします。

3・2で測った寸法で、段ボールから縦板2枚・横板2枚を切り出します。

4・商品の大きさ+1~2㎝ぐらいの空間を計算し、それぞれの板が交差する場所を決めます。

5・決めた場所に板の高さピッタリ半分まで、5㎜幅の切り込みを入れます。(段ボール板の厚み寸法)

説明が分かりにくくてスミマセン

6・写真の様に、切り込み同士を差し込んで#形の囲いを作る。

7・もし箱にピッタリと納まらなければ、カッターで削って寸法を調整。
商品が座る#の真ん中スペースに、3重折りほどのエアーキャップを敷き詰める。

8・商品が平行を保つように、#内側の大きさに切った段ボール板を乗せる。

9・商品自体をエアーキャップで保護する。

10・箱内壁と#外側にできる空間に、重ね折ったエアーキャップを差し込みクッションを施す。

11・保護した商品が#内側にちゃんと納まる事を確認する。

以上が、考案した梱包法です。
どうですか?なかなか愛のある梱包だと思いませんか?
木彫りの熊の様な重たい物がしっかり固定できるならば、今後扱う事になるかもしれない『こわれもの』の商品にもこの方法で対応できると思います。
完成させてみて、少し自信が付きました。

ところで一方、大将である木彫りの熊なんですが。
やはりと言うべきか、初戦は惨敗でした。
う~ん…、日本人相手ではこのアイテムは難しいのかなあ?

他にも木彫りの熊を出品している人はたくさんいる。
だが、何処を見てみても入札は0でしたね。
有名彫り師の作品で、強気の値段で勝負している人もいましたが。
本物の価値に目を付ける人もなかなかいない様です。

ところで、私の木彫りの熊。ご多分に漏れず入札者は0人。
改めて再出品に向けてスタンバイと相なったワケなんですが。
う~ん…どう工夫したもんか?
そうだなぁ、コメントに少し追記しようと思います。

出品説明文の直後に、このブログのURLを貼り付けてみるのも面白い冒険かもしれない。
ロクにしてこなかったブログの広報活動がここで適う。

それと、やはり『私は古物商』と書いてしまったからには、一応、古物商登録番号も記載しておいた方が良いのかなという事に気付きました。

これらを付け加えて、今晩再出品。
これでもし金曜日に落札されれば、翌日の土曜日速やかに発送も出来る。
流れとしてもこの方がスマートだ。
その為には、ゆうパックを選択してはダメだ。
土日でも発送可能クロネコ便に変更する。

世間の冷やかしにも挫けず、こうして私は再出品に挑むのだった。

逆に何か燃えてきました。
イイですね。夏の終わりにこの感じ。

『振り向いてくれるまで諦めないからな!』
図書室のアノ娘と青空に浮かぶ入道雲。
校庭の中心から俺は叫ぶ。男子高校生の不器用な青春。

みたいな感じ?
違うか。

でもそういうの嫌いじゃない。