スピンオフ

ドローンを売ってみよう

千本ノック 3球目 もしトイドローンを売るならば

航空法適用外のトイドローン。未使用。美品。
検定教科書とセットでお譲りいたします。

出品者:49歳 男性(会社員)
出品額:5,000円スタート

口上スタイル:扱い切れなかったから

この商品も、実際に出品しました。
でも、この頃にはもう死ぬほど出品作業が面倒くさくなってました。
もう、出品説明文だけ書いて寝たい。

【商品説明】

男の辞書に高所恐怖症などという言葉はない。
そのギャップに萌えという女子のアレも存在しない。
男ならばすべからく空に憧れよ。
そして成層圏をも突き抜けてしまうがいい。
めぐりあい宇宙(そら)。

私が本品を手にするに至った経緯を少し話しておこう。

もう何年前だろうか?
宇宙までとはさすがに思いはしなかったが。
子供の頃に諦めた『パイロットになりたい』という少々難しい夢。
それが、アラフィフでまたこじらせ再燃したのである。
普通はしないが私はしたのである。

ソラに想いを馳せる。
それが、すべからく男というものだと信じる。
何歳になっても心は少年のまま。
だからこそ男の子はニュータイプに憧れ、
剛力を捨てて月へと行こうとするのである。

でもパイロット。事はそう簡単な話ではない。
飛行機の操縦。
実際問題、それはこの歳に至っては土台無理な話なので。
それはすぐに断念した。ナイス大人の判断。

ならばターゲットをヘリコプターに変えてみたら可能か?
などと言うことを三年くらい前に考えてみた。
高須院長のようにドバイの空から、
ヘリで学会とかに登場してみたいじゃないですか。
してみたくないですか?私はしてみたい。

そんな妄想をしながら検索してみましたが…。
現実って結構キビシイですよね。
冬だからかな?
無理って言葉でいつにも増して関節がズキズキします。

そんな同じ様なフラストレーションを抱えたお父さん。
お待たせ致しました。
またはお母さんでも構いません。
お坊っちゃんお嬢ちゃん、お孫さんにでも構いません。

そんなアナタにピッタリの掘り出し物です。
私の代わりにドローンから空を目指してみませんか?

ドローンを使用した、何だかふわっと令和のビジネススタイルも夢見つつ。
手を出してみようかな?と思い、練習用に勢いで買ったものの…。
アラフィフの老いた頭には無理でした。
説明書を読んだだけで、熱が冷めてしまいました。
熱しやすく冷めやすい。打てば壊れるなまくらハートの令和のアラフィフ。

とまぁ、今回も長々と語ってしまいましたが。
ここまで長話に付き合ってくれたアンタ…。優しいな。

スマホをコントローラーに装着する事により、何と空撮も出来てしまいます。
新しく新設されたドローン国家検定という資格取得の道もございます。
教習所に通うかどうか迷ったら、まずは前段階の練習用に。

ここを訪れたアナタに、フワッといつかの空への想いを託します。

だんだん出品説明文を書くのが楽しくなって来ました。
このブログを書き始めるきっかけになったのは良い経験でした。